諏訪大社奉納 風龍図縁起 平成十六年六月
諏訪には風の祭りが多いが風は木気の終わりと関係がある。日本の神物語である古事記の中で建御名方神と建御雷之男神のお話がある。建御名方神は諏訪大社の御祭神で龍である。木気の終わりは穀物の出来上がりを表すが、風を治める事が大事といわれる。風の化身の龍が風を呼びつつ風を治める。諏訪大社には御柱立て替え神事があるが、新しく神様が降りていらっしゃる年に諏訪大社の神様の御許に風龍図をお納め致します。