火龍図縁起

熱田神宮奉納
火龍図縁起
平成十六年六月

日本の神物語である古事記の中に倭武命と美夜受比売のお話がある東国の平定を終えた倭武命が美夜受比売の許を訪ね、草那芸剣をお預けになった。美夜受比売は熱田神宮と関係があり、草那芸剣は三種の神器の一つである霊剣である。 剣は火神とも関係が深く、剣は火の化身とされる。火と水で神と呼ぶが、二つの内の一つである火は剣で表わされる。 古来から日本の祖先神は龍とされてきたが、その龍が火を頂き国の反映を見守っている。
熱田神宮の神様の御許に火龍図をお納め致します。

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