サムライの心、江戸っ子の風習
サムライには「心に綺羅を張る」と言うゆとりを見せる心だとか意地があって、それは生き方のお洒落を意味します。
お洒落は格好だけでは野暮ってもので、生き様が伴ってなければ格好が悪い。つまり、遊びの精神だと思います。
江戸には寺子屋と呼ばれる学校があり、そこで子供達は書き方とか読み方を習っていました。子供の教育は寺子屋だけでなく其処かしこで行なわれて、子供たちは大人から色々な風習を教わっていましたが、江戸っ子の風習は「一年をどうやって縁起良く暮らすか」の生活術です。縁起の良さやその中に潜む心を覗くと、金太郎飴のように同じ顔をした昔の日本今の日本が見えてきます。
江戸自慢日本橋曙之図